ブログ|株式会社ワタルテック

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第10回内装工事雑学講座~特殊内装~

皆さんこんにちは!
株式会社ワタルテック、更新担当の中西です。

 

さて今回は

~特殊内装~

ということで、特殊な内装工事の種類とその特徴、施工のポイント、近年注目される技術トレンド について詳しく解説します♪

 

内装工事には、一般的なクロス貼りやフローリング施工だけでなく、特定の用途やデザインに特化した「特殊内装工事」 が存在します。これらは高い技術力と専門的な知識を要し、オフィス・商業施設・医療機関・ホテル・特殊用途の住宅などで採用 されます。


1. 特殊な内装工事の種類とその特徴

(1) 吸音・防音工事(音響内装)

音の響きをコントロールするための内装工事 で、映画館、音楽スタジオ、会議室、オフィス、マンションの防音対策として採用されます。

吸音材・防音パネルを壁や天井に設置し、音の反響や漏れを防ぐ
二重構造の防音壁や遮音シートを活用し、音の伝播を最小限に抑える
天井や床の防振施工を行い、振動による騒音も抑える

📌 ホテル・マンションでは隣室の騒音対策、オフィスでは集中力向上のために防音施工が重要!


(2) 耐火・防炎内装工事

火災時の安全性を高めるための内装施工 で、公共施設、商業ビル、高層建築などで義務化されているケースが多い。

耐火ボードや防炎クロスを使用し、火の延焼を防ぐ
防火塗料を施工し、木材などの可燃性材料の燃焼を遅らせる
不燃認定を受けた壁紙や天井材を採用し、火災のリスクを軽減

📌 特に飲食店や劇場、大規模施設では、法規制に基づいた防火内装が求められる!


(3) 抗菌・抗ウイルス内装工事

ウイルス・細菌の繁殖を抑える内装施工 で、病院、介護施設、飲食店、オフィスなどで採用が進んでいます。

抗菌・抗ウイルスクロス(壁紙)を使用し、病原菌の付着を防ぐ
ナノテクノロジーを活用したコーティング施工で、長期間の抗菌効果を持続
無光触媒・光触媒塗料を塗布し、空間全体の衛生管理を強化

📌 コロナ禍以降、医療施設だけでなくオフィスや商業施設でも抗菌内装のニーズが高まっている!


(4) 3Dパネル・デザインウォール施工

壁面に立体感やデザイン性を持たせる内装工事 で、ホテル、オフィス、商業施設のエントランスなどに使用されます。

3Dパネルやエコパネルを活用し、インテリアデザインに個性を演出
レンガ調・木目調のパネルを使用し、自然な質感を表現
LEDライティングと組み合わせ、空間に高級感をプラス

📌 デザイン性を重視する店舗やオフィスで特に人気の施工方法!


(5) 調湿・断熱内装工事

室内環境を快適に保つための施工 で、住宅・ホテル・オフィスで採用されることが増えています。

珪藻土・漆喰クロスを使用し、湿度を自動調整する機能を持たせる
断熱材を内装壁に施工し、冷暖房効率を向上させる
無垢材を使用し、自然素材ならではの調湿効果を活用

📌 特に高気密・高断熱住宅では、調湿・断熱内装が快適な住環境を支える!


(6) バリアフリー内装工事

高齢者・障がい者が安全に利用できる空間を作るための施工 で、介護施設、病院、公共施設、バリアフリー住宅で採用されています。

滑りにくい床材(クッションフロア・ノンスリップタイル)を使用
手すりの設置や、段差のないフラットな内装設計
視認性を高めるための色彩設計や点字サインの活用

📌 高齢化社会に伴い、住宅のバリアフリー化も急速に進んでいる!


2. 近年注目される内装工事の最新技術とトレンド

(1) スマート内装システム

IoT照明・スマートミラーを内装に組み込み、機能性を向上
プロジェクションマッピングを活用した動的な壁面デザイン
自動調光機能を持つスマートガラスで、光の制御を最適化


(2) サステナブル(環境配慮型)内装

リサイクル素材を使用した壁材・床材の採用
VOC(揮発性有機化合物)を抑えたエコ塗料の活用
太陽光発電と組み合わせたエネルギー効率の良い内装設計


(3) デジタルサイネージ対応の壁面設計

オフィスや商業施設で、情報発信のためのデジタルサイネージを組み込む
LEDパネルやタッチスクリーンを内装と一体化


3. まとめ:特殊内装工事で機能性とデザインを両立し、快適な空間を実現!

吸音・防音工事は、ホテル・マンション・オフィスの快適性向上に貢献
耐火・防炎内装は、法規制をクリアしながら安全な空間を確保
抗菌・抗ウイルス内装は、病院・オフィス・飲食店で需要が高まる
3Dパネルやデザインウォールで、空間に個性と高級感をプラス
調湿・断熱内装で、省エネ&快適な環境を実現
バリアフリー内装は、高齢者・障がい者に優しい設計が求められる
最新技術を活用し、スマートでサステナブルな内装が今後のトレンド!

🏠 特殊内装工事を取り入れることで、機能的かつデザイン性の高い空間を実現しよう!

 

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第9回内装工事雑学講座~人気クロスと交換時期~

皆さんこんにちは!
株式会社ワタルテック、更新担当の中西です。

 

さて今回は

~人気クロスと交換時期~

 

内装工事において壁紙(クロス)の選定は、空間の印象を大きく左右する重要な要素 です。クロスは、デザイン性だけでなく、耐久性・メンテナンス性・機能性なども考慮して選ぶ必要があります。また、クロスは時間とともに汚れや劣化が進むため、適切な時期に張替えを行うことで、美観を保ち、快適な室内環境を維持することが可能 です。

人気のクロスの種類と特徴、クロスの選び方、張替え時期の目安、クロスの寿命を延ばすメンテナンス方法 について詳しく解説します。


1. 人気のクロスとその特徴

(1) ビニールクロス

最も一般的に使用されているクロスで、価格が手頃で種類が豊富 なことから、住宅・オフィス・商業施設など幅広い場所で採用されています。

耐久性が高く、傷や汚れに強い
水拭きが可能で、メンテナンスが簡単
豊富なカラーバリエーションとデザインがあり、あらゆるインテリアに対応
防火性能や防カビ・抗菌機能を備えた製品も多い

📌 コストパフォーマンスに優れ、住宅やオフィスで最も人気のあるクロス!


(2) 織物クロス(ファブリッククロス)

繊維素材を使用したクロスで、上質で高級感のある仕上がり になるのが特徴です。

布の質感があり、温かみのある雰囲気を演出できる
吸音性が高く、音を和らげる効果があるため、ホテルや高級住宅向け
通気性が良く、湿気を適度に調整できる
汚れが付きやすく、水拭きができないため、メンテナンスには注意が必要

📌 高級感のある空間を演出したい場合におすすめのクロス!


(3) 紙クロス(和紙・洋紙)

和紙や洋紙を使用したクロスで、自然素材ならではの独特な風合いが特徴 です。

和風のデザインに適しており、和室や茶室などに最適
通気性が高く、湿気を吸収しやすい
環境にやさしく、自然素材を好む人に人気
水や汚れに弱く、耐久性が低いため、こまめなメンテナンスが必要

📌 和室やナチュラルテイストの空間に適したクロス!


(4) 珪藻土クロス・漆喰クロス

天然素材を使用し、調湿性・消臭性に優れた機能性クロス です。

湿気を調整し、カビや結露を防ぐ効果がある
消臭効果があり、ペットのいる家庭や飲食店におすすめ
自然素材ならではの落ち着いた風合い
価格がやや高めで、施工に技術が必要

📌 機能性とデザイン性を兼ね備えたクロスで、健康志向の人に人気!


(5) フリースクロス(不織布クロス)

ヨーロッパで主流の壁紙で、耐久性が高く、張替えがしやすいのが特徴 です。

耐久性が高く、ひび割れしにくい
張替え時に下地を傷めにくく、DIYにも適している
吸湿性が高く、快適な室内環境を維持できる
日本ではまだ普及率が低く、価格がやや高め

📌 海外風のインテリアや、DIYでの張替えを考えている人におすすめ!


2. クロスの張替え時期の目安

クロスは時間とともに劣化し、汚れ・変色・剥がれ・ひび割れなどの症状が現れます。適切なタイミングで張替えることで、美観を維持し、快適な生活環境を保つことができます。

(1) クロスの耐用年数

一般的なビニールクロス → 5~10年
高級ファブリッククロス → 7~15年
珪藻土・漆喰クロス → 10~20年
フリースクロス → 15年以上

📌 ビニールクロスは5~10年が張替えの目安、それ以外のクロスは状態を見ながら張替えを検討!


(2) 張替えを検討すべき症状

クロスの色が黄ばんだり、変色している(紫外線やタバコの影響)
汚れが目立ち、水拭きしても落ちにくい
剥がれや浮きが発生し、見た目が悪くなっている
湿気でカビが発生している
クロスの表面にひび割れができている

📌 これらの症状が見られたら、早めに張替えを検討しよう!


3. クロスの寿命を延ばすためのメンテナンス方法

クロスをできるだけ長く美しく保つためには、定期的なメンテナンスが重要 です。

定期的にホコリを拭き取る(ハンディモップや柔らかい布を使用)
汚れはすぐに拭き取る(中性洗剤を薄めた水で拭くと効果的)
湿気対策を行い、カビの発生を防ぐ(除湿器や換気を活用)
直射日光を避ける(紫外線カットフィルムやカーテンで日焼けを防ぐ)

📌 こまめなメンテナンスを行うことで、クロスの美観と耐久性を維持できる!


4. まとめ:適切なクロス選びと張替えで、快適な室内空間を維持しよう!

ビニールクロスはコストパフォーマンスが高く、最も人気がある
織物クロスや紙クロスは高級感があり、デザイン性を重視する人におすすめ
機能性クロス(珪藻土・漆喰・フリースクロス)は、調湿・防臭効果があり、快適な室内環境を実現
クロスの張替え時期は5~10年が目安、劣化症状が出たら早めに交換を検討
定期的なメンテナンスを行うことで、クロスの寿命を延ばせる

🏠 クロス選びと適切な張替えを行い、居心地の良い空間をつくろう!

 

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第8回内装工事雑学講座~日本の畳文化~

皆さんこんにちは!
株式会社ワタルテック、更新担当の中西です。

 

さて、本日は第8回内装工事雑学講座!

今回は、日本の畳文化についてです。

というこで、今回は畳の歴史や特徴、機能性、現代における役割や今後の展望について深く掘り下げ、日本の畳文化の魅力を探ります♪

日本の住文化を語る上で欠かせないものの一つが「畳」です。畳は、柔らかく肌触りが良いだけでなく、断熱性や調湿性に優れた建材として、長い歴史を持っています。かつては日本の住宅のほぼすべてに畳が敷かれていましたが、現代ではフローリング化が進み、その存在も変化しつつあります。


1. 畳の歴史|日本独自の床材としての進化

① 畳の起源と奈良・平安時代の使用

畳の歴史は、約1300年前の奈良時代にまで遡ります。最も古い記録としては、『正倉院文書』に畳が登場しており、この時代の畳は現在のような「床一面に敷くもの」ではなく、敷物や座具として使われていました。

平安時代(8世紀~12世紀)になると、貴族の邸宅である「寝殿造(しんでんづくり)」が発展し、畳は座布団や寝具として用いられるようになります。この頃の畳は厚みがあり、高貴な人々が座る場所にのみ敷かれるものでした。

② 鎌倉・室町時代|畳の発展と武士文化への浸透

鎌倉時代(12世紀~14世紀)になると、武士の屋敷でも畳が使われ始めます。この時期から「畳床(たたみどこ)」と呼ばれる芯材が使われるようになり、現在の畳に近い形へと進化していきました。

室町時代(14世紀~16世紀)には、「書院造(しょいんづくり)」と呼ばれる建築様式が確立し、部屋全体に畳を敷く「座敷」が登場しました。このころから、畳が単なる敷物ではなく、部屋の床材としての役割を持つようになったのです。

③ 江戸時代|畳文化の成熟と庶民への普及

江戸時代(17世紀~19世紀)には、武士階級だけでなく、裕福な町人の家にも畳が広がりました。この時代になると、畳の敷き方や格式が定められ、畳の使い方に明確なルールが生まれます。

例えば、格式の高い部屋では「縁(へり)」と呼ばれる布で畳の縁を飾り、位の低い者は縁に足を置いてはいけないとされるなど、畳には身分を表す機能もありました。

また、茶道の発展とともに「畳の敷き方が美意識と密接に結びつく」ようになり、現代の和室文化の基盤が築かれました。

④ 明治時代以降|畳の近代化と洋風建築の影響

明治時代(19世紀後半~20世紀初頭)になると、西洋の建築様式が導入され、フローリングの部屋が増えていきます。しかし、畳は依然として日本の住宅の基本的な床材として広く使われました。

昭和時代(20世紀中頃)には、団地や一戸建て住宅でも「畳敷きの和室」が一般的でしたが、高度経済成長期以降、都市部ではフローリングの部屋が増え、畳の需要は徐々に減少していきます。


2. 畳の特徴と機能性

① 畳の基本構造

畳は、大きく分けて以下の3つの部分で構成されています。

  • 畳床(たたみどこ):芯材となる部分で、藁(わら)や木質ボードを使用。
  • 畳表(たたみおもて):表面に敷かれるゴザ状の素材で、主にイグサを編み込んで作られる。
  • 畳縁(たたみべり):畳の端を補強するための布や化学繊維。格式を示す装飾としても機能。

② 畳の優れた機能性

畳は、日本の気候風土に適した床材であり、以下のような優れた特性を持っています。

  • 調湿効果:イグサが湿気を吸収・放出し、室内の湿度を調整する。
  • 断熱・保温効果:冬は暖かく、夏は涼しい快適な環境を提供。
  • 防音効果:クッション性があり、足音を吸収する。
  • 抗菌・消臭効果:イグサには空気を浄化し、臭いを吸収する効果がある。

これらの機能により、畳は単なる床材ではなく、快適な居住空間をつくる重要な要素となっています。


3. 現代における畳の役割と課題

① フローリング化と畳文化の変化

近年、住宅の洋風化が進み、新築住宅の多くはフローリングが主流となりました。しかし、一方で畳の良さが見直され、「和モダン」なデザインの中で畳を活かす動きも見られます。

例えば、以下のような新しい畳の形が登場しています。

  • 琉球畳(縁なし畳):モダンなデザインに調和しやすい。
  • カラー畳:インテリアに合わせた多彩なカラーバリエーション。
  • 機能性畳:撥水加工、防ダニ・防カビ機能を備えた畳。

② SDGsと畳の環境性

畳は天然素材(イグサや藁)を使用するため、環境に優しい建材としても注目されています。また、廃棄後も土に還ることができるため、サステナブルな暮らしに適した素材です。

特に、畳の生産地である熊本県では、伝統的なイグサの栽培を守る活動が行われています。


4. まとめ|畳文化の継承と未来

畳は、日本の生活文化の中で長い歴史を持つ重要な要素であり、単なる床材ではなく、空間の美意識や機能性を備えた伝統的な建材です。

日本の気候に適した機能性を持つ。
伝統的な和室だけでなく、モダンな空間にも活用できる。
サステナブルな素材として、環境への貢献が期待される。

今後も、畳の魅力を活かしつつ、新しいライフスタイルに適応した形で進化を続けていくでしょう。和の心を大切にしながら、畳文化を未来へとつないでいくことが求められています。

 

 

 

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第7回内装工事雑学講座~日本の襖文化~

皆さんこんにちは!
株式会社ワタルテック、更新担当の中西です。

 

さて、本日は第7回内装工事雑学講座!

今回は、日本の襖文化についてです。

ということで、今回は襖の歴史や特徴、種類、技術的な要素、そして現代における役割について深く掘り下げ、日本の襖文化の魅力を探っていきます♪

 

日本の伝統建築に欠かせない「襖(ふすま)」は、単なる間仕切りではなく、日本人の暮らしや美意識を反映した重要な要素です。襖は、室内の空間を柔軟に区切りつつ、開放的な雰囲気を保つための工夫が凝らされた建具であり、絵画や装飾のキャンバスとしても機能してきました。


1. 襖の起源と歴史|日本独自の発展を遂げた建具文化

① 襖のルーツ:大陸からの影響と障子との違い

襖のルーツは、奈良時代(8世紀頃)に中国・唐から伝わった「屏風(びょうぶ)」にあるとされています。当時の日本では、建物の内部を仕切るために屏風や帳(とばり)が使われていましたが、次第に固定式の建具へと発展していきました。

襖とよく比較されるものに「障子」がありますが、両者の違いは以下の通りです。

  • :木枠に和紙や布を張り、装飾性が強い。
  • 障子:木枠に紙を張り、光を透過する機能を持つ。

襖は、室内の間仕切りとして発展し、視線や音を遮るための建具としての機能が重視されました。

② 平安時代:寝殿造と襖の誕生

平安時代(794年~1185年)の貴族の邸宅である「寝殿造(しんでんづくり)」では、広い空間を間仕切るために「襖障子(ふすましょうじ)」が使われ始めました。この頃の襖は現在のように枠に張られたものではなく、可動式の仕切りとしての役割が強かったとされています。

③ 室町時代~江戸時代:襖絵の発展と武士文化への影響

室町時代(14世紀~16世紀)になると、書院造の建築様式が確立され、襖は単なる仕切りではなく、「襖絵」という芸術的な要素を持つようになります。特に、金箔を施した豪華な襖絵は、寺院や城郭、武家屋敷に多く見られました。

江戸時代(17世紀~19世紀)には、襖は庶民の住宅にも普及し、地域ごとに独自のデザインや技術が発展しました。この頃には、襖の張り替えが一般的になり、和紙や布の選択によって四季折々の風情を楽しむ文化が根付いていきました。


2. 襖の構造と特徴|和室の機能性を高める工夫

① 襖の基本構造

襖は、木枠を芯材とし、その上に和紙や布を張ることで作られます。一般的な襖の構造は以下の通りです。

  1. 骨組み(框・芯材):杉や桐などの木材を使用。軽量で耐久性が求められる。
  2. 下張り(下地):和紙や布を何層にも重ねることで強度を増す。
  3. 表装(襖紙):最も外側に貼る装飾用の和紙や布で、絵や模様を描くことが可能。
  4. 引手(金具):襖を開閉するための取っ手で、金属や木製のものがある。

② 襖の機能性

襖は単なる仕切りではなく、以下のような多くの機能を備えています。

  • 可動性:簡単に開閉でき、必要に応じて空間を広げたり区切ったりできる。
  • 遮音性:複数の層で構成されるため、音を軽減する効果がある。
  • 断熱性・調湿性:和紙の特性により、湿度を調整し、室内環境を快適に保つ。
  • 装飾性:襖絵や模様を施すことで、空間に美的な価値を与える。

3. 襖の種類とデザイン|地域や用途による違い

① 襖の種類

襖には用途や建築様式によってさまざまな種類があります。

  • 本襖(ほんふすま):芯材に木枠を使い、下地に和紙を何層にも張る伝統的な襖。
  • 板襖(いたふすま):ベニヤ板を芯材に使用し、強度が高く耐久性がある。
  • 押入襖(おしいれふすま):収納スペースの扉として使われる襖で、軽量でシンプルな構造。
  • 戸襖(とふすま):襖と障子の中間のような構造で、和風建築に多用される。

② 襖紙のデザインと装飾

襖紙のデザインには、さまざまな種類があります。

  • 金襖(きんぶすま):金箔を使用した豪華なデザインで、城郭や寺院で多く見られる。
  • 水墨画襖:墨で描かれた日本画が特徴で、静寂な雰囲気を演出する。
  • 友禅襖:着物の友禅染めを応用したデザインで、華やかな装飾が特徴。

4. 現代における襖の役割と未来

① 和モダン建築への応用

近年、和モダンなデザインが人気を集めており、襖も新しい形で活用されています。例えば、ガラスやアクリルを組み合わせたモダンな襖や、LED照明を組み込んだデザイン襖など、新しい技術と伝統が融合したスタイルが登場しています。

② SDGsと襖のエコロジー性

襖は木材や和紙といった自然素材で作られており、環境に優しいエコ建材としても注目されています。リサイクルや張り替えが可能であり、廃棄物を最小限に抑えられる点でも優れています。

③ 襖職人の技術継承

伝統的な襖の制作には高度な技術が必要ですが、近年では職人の減少が課題となっています。そのため、デジタル技術を活用した襖絵のデジタルプリントや、職人技を学べるワークショップなど、新たな取り組みも進められています。


5. まとめ|襖文化の魅力と未来への展望

襖は、単なる間仕切りではなく、日本の伝統的な美意識と機能性を兼ね備えた建具です。歴史を振り返ると、貴族文化から武家文化、庶民の暮らしにまで浸透し、現代では新しいデザインや環境意識と融合しながら進化を続けています。

襖文化は、これからも日本の住まいと空間の美しさを支える重要な要素として、その価値を保ち続けていくでしょう。

 

 

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第6回内装工事雑学講座

皆さんこんにちは!
株式会社ワタルテック、更新担当の中西です。

 

さて、本日は第6回内装工事雑学講座!

今回は、内装工事で叶えるサステナブルな暮らしについてです。

 

 

環境に優しい内装工事の選択肢

最近は、環境に優しい素材や工法を取り入れる「エコリフォーム」が注目されています。内装工事を通じて、サステナブルな暮らしを実現してみませんか?

 

環境に優しい素材選び
自然素材を活用する
フローリングには、再生可能な竹やFSC認証を受けた木材を使用することで、環境負荷を抑えられます。

また、壁材には自然由来の珪藻土を選ぶと、湿度調整や消臭効果も期待できます。

 

低VOC素材を選ぶ
塗料や接着剤に含まれる揮発性有機化合物(VOC)を抑えた製品を使うと、室内の空気もきれいに保たれます。

子どもやペットがいる家庭に特におすすめです。

 

 

断熱リフォームでエコな暮らし
断熱材の導入
壁や床に断熱材を追加することで、夏は涼しく、冬は暖かい室内環境を実現。

冷暖房費を節約しながら、快適さがアップします。

 

省エネ対応の設備を導入
LED照明やスマート家電を取り入れることで、電力消費を抑えられます。

照明デザインにこだわる場合、省エネ性能の高い製品を選ぶといいでしょう。

 

内装工事は、家の雰囲気を変えるだけでなく、環境にも優しい暮らしを実現する可能性を秘めています。

「どんな工事が必要なのか」「どんな素材を選べばいいのか」など、疑問があればお気軽にご相談ください。

理想の空間づくりをお手伝いします!

次回も、役立つ情報をお届けしますのでお楽しみに!

 

以上、第6回内装工事雑学講座でした!

次回の第7回もお楽しみに!

 

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第5回内装工事雑学講座

皆さんこんにちは!
株式会社ワタルテック、更新担当の中西です。

 

さて、本日は第5回内装工事雑学講座!

今回は、内装工事の事例についてです。

 

実際にどんなリフォームが行われたのか、その成功例を知ることで、「自分もこんな空間にしたい!」

というアイデアがたくさん湧いてくるはずです。

それでは、リビングや寝室の事例をもとに、内装工事のポイントを見ていきましょう!

 

リビングをおしゃれなカフェ風にリフォーム
リビングは家族みんなが集まる空間だから、居心地の良さやデザインにはこだわりたいですよね。

この事例では、リビングを「カフェ風」にリフォーム。落ち着きのある空間と、ちょっとおしゃれな雰囲気を両立させたリフォームのポイントをご紹介します。

 

事例の概要
ご家族が「家で過ごす時間をもっと楽しみたい」という思いから、リビングをカフェのような温かみのある空間にリフォームしました。

ポイントは「天然素材の温かみ」と「照明を使った演出」。どんなふうに工事が進んだのか見ていきましょう!

 

リフォームのポイント
床材:天然木フローリングで温かみを演出
床は天然木のフローリングを採用しました。

木の持つ自然な色合いや手触りが特徴で、リビング全体がナチュラルな雰囲気に仕上がりました。

足元から伝わる温もりが、家族みんなに好評だったそうです!

 

 

壁紙:レンガ調のアクセントクロスで個性をプラス
一面の壁にレンガ調のアクセントクロスを貼ることで、カフェらしいおしゃれ感を演出。白い壁と合わせることで、程よいメリハリが生まれ、洗練された印象になりました。

 

照明:ペンダントライト&間接照明でムードを演出
天井から吊るしたペンダントライトは、デザイン性も高く、カフェらしい雰囲気を引き立てています。

また、間接照明を追加することで、夜はリラックスできる空間に変身しました。

 

 

家族全員が大満足のリビングに!
リフォーム後、「家にいるのにカフェにいるみたい!」という声が飛び交い、リビングで過ごす時間がぐっと増えたそうです。

コーヒーを飲みながらリラックスしたり、友人を招いてゆっくりおしゃべりしたりと、リビングが家族の新しい「憩いの場」になりました。

 

 

シンプルモダンな寝室を実現
寝室は、一日の疲れを癒す場所だからこそ、自分好みの空間を作りたいですよね。

この事例では、「シンプルでモダン」「落ち着いて眠れる空間」をテーマにリフォームが行われました。

 

事例の概要
お仕事で忙しいご夫婦が、夜しっかり休める寝室を目指して内装をリフォーム。

過剰な装飾を排除し、機能性とデザイン性を兼ね備えた空間に仕上げました。

 

リフォームのポイント
床材:ダークブラウンのフローリングで高級感をプラス
落ち着いたトーンのダークブラウンフローリングを採用。

シンプルモダンなデザインにぴったりで、寝室全体が上品な印象に仕上がりました。

 

壁紙:グレーのアクセントクロスで落ち着きを演出
壁紙にはグレーのアクセントクロスを使用。

グレーはリラックス効果があると言われており、眠りやすい空間づくりに最適です。

また、消臭機能付きの壁紙を採用し、常に空気を快適に保てるよう工夫しました。

 

照明:間接照明&スポットライトで快適な明るさ
ベッドヘッドに間接照明を設置。

夜は柔らかな光が心地よい眠りをサポートしてくれます。

また、読書用にスポットライトも追加。「ちょっと本を読みたい」ときに便利です。

 

リラックスできる寝室が完成!
「毎晩この部屋に戻るのが楽しみ!」とご夫婦が大満足の仕上がりに。

睡眠の質が向上し、朝の目覚めもスッキリするようになったとのことです。

シンプルでモダンなデザインが、疲れを癒す理想の空間を実現しました。

 

以上、第5回内装工事雑学講座でした!

次回の第6回もお楽しみに!

 

 

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第4回内装工事雑学講座

皆さんこんにちは!

株式会社ワタルテック、更新担当の○○です。

 

 

さて、本日は第4回内装工事雑学講座!

今回は、内装工事の費用についてです。

 

憧れの空間を作るために、費用をしっかり理解しよう!

内装工事を考えるとき、やっぱり気になるのは「費用」ですよね。

「おしゃれな空間にしたいけど、予算内でできるかな?」と不安になることもあるかもしれません。

でも安心してください!ここでは、内装工事の費用の目安や、賢く費用を抑えるポイントをわかりやすくお伝えします。

 

内装工事の費用の目安 内装工事の費用は、施工内容や使う素材によって大きく変わります。

以下は一般的な目安です

 

床材の張り替え

・フローリング(天然木):1㎡あたり10,000~20,000円

 

・クッションフロア:1㎡あたり3,000~5,000円 壁紙の張り替え

 

・一般的な壁紙:1㎡あたり800~1,200円

 

・機能性壁紙(防音・消臭など)1㎡あたり1,500~3,000円

 

照明の交換・設置

・ダウンライト:1台あたり5,000~15,000円(工事費込)

・間接照明:設置場所によりますが、1か所30,000円~が目安です。

 

コストを抑えるポイント

素材の選び方を工夫する  高級感を出したいけど予算が厳しいときは、無垢材に似た「突板フローリング」や「ビニール素材の壁紙」を検討してみてください。

見た目の雰囲気はそのままに、コストを抑えられます。

 

部分リフォームでメリハリをつける  

例えば、部屋全体ではなく、一部の壁だけを「アクセントクロス」にしたり、床材も一部分だけ張り替えたりすることで、コストを抑えつつデザイン性を高めることができます。

DIYでできることを取り入れる  最近では、自分で簡単に張り替えられる床材や壁紙も売られています。

DIYでできる部分は自分でやると、工事費用を大幅に節約できます!

 

以上、第4回内装工事雑学講座でした! 次回の第5回もお楽しみに!

 

 

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第3回内装工事雑学講座

 

皆さんこんにちは!

株式会社ワタルテック、更新担当の中西です。

 

本日は第3回内装工事雑学講座!

今回は、内装工事で人気の素材とデザインについてです。

 

内装工事を考えるとき、素材やデザイン選びはとても大切です。

壁紙や床材、照明の選択次第で、お部屋の印象や住み心地がガラッと変わるのをご存じですか?

「どんな素材がいいのか」「どんなデザインが流行っているのか」悩むことも多いですが、選び方のコツを押さえれば失敗しません!

 

床材の選び方:

足元から部屋の印象を変えよう 床材は毎日触れるものだからこそ、快適さとデザインのバランスが重要です。

自分のライフスタイルやお部屋の用途に合わせて選ぶと、満足度がぐんと上がります。

 

天然木フローリング:

温かみと高級感を演出 木の自然な風合いと、足元に伝わるほんのりとした温かさが特徴のフローリングは、昔から根強い人気があります。

色味や木目の種類も豊富で、どんなインテリアにも合わせやすいのが魅力です。

 

すすめポイント  

1. 自然素材ならではの落ち着きがあり、部屋をナチュラルな雰囲気に。

2. 適度な硬さで掃除もしやすく、小さなお子さんやペットがいる家庭にも安心。

 

こんな人におすすめ  

「リビングやダイニングをおしゃれで落ち着く空間にしたい」

「木の香りや温かみを感じたい」という方にぴったりです。

 

クッションフロア:

水回りやキッチンで活躍! 掃除のしやすさやクッション性が特徴のクッションフロアは、水回りやキッチンなどに最適です。

デザインも豊富で、木目調やタイル調などのプリントが施されているものもあります。

 

おすすめポイント

1. 汚れに強く、水に濡れてもサッと拭き取れるため、お手入れが簡単!

2. 軽いクッション性があるので、立ち仕事が多いキッチンでの足の負担を軽減します。

 

こんな人におすすめ

「掃除が楽で、見た目もおしゃれな床がいい」「水回りでも使える素材が欲しい」という方におすすめです。

 

壁紙の選び方:

部屋の印象をガラッと変えるアイテム 壁紙は、お部屋の「顔」とも言える重要な要素です。

一面を変えるだけでも、お部屋全体の雰囲気が劇的に変わるんですよ!

 

アクセントクロス:

センスが光るひと工夫 部屋の一面だけ色やデザインを変える「アクセントクロス」は、最近特に人気のデザインテクニック。

おしゃれなカフェ風や、北欧風インテリアを目指す方におすすめです。

 

おすすめポイント

1. シンプルな白い壁に1枚プラスするだけで、一気におしゃれな空間に!

2. 色や柄を自由に選べるので、自分の個性が表現できます。

 

防音・消臭機能付き壁紙:

機能性も重視 機能性を重視するなら、防音や消臭効果のある壁紙がおすすめです。

ペットのいる家庭や、子ども部屋にも大活躍!

 

おすすめポイント

1. 防音効果で隣の部屋への音漏れを軽減。ピアノや楽器を楽しむ方にもぴったり。

2. 消臭機能付きなら、ペットや料理のニオイが気になる場所でも快適さをキープできます。

 

こんな人におすすめ

「機能性もおしゃれさも妥協したくない」「快適な空間を作りたい」という方に最適です。

 

 

照明デザインの工夫:

空間の雰囲気を左右する大事なポイント 照明は、お部屋の雰囲気を一変させる力があります。

適切な照明デザインを取り入れることで、空間がより心地よく、スタイリッシュに仕上がります。

 

間接照明:

リラックスした空間を演出 間接照明は、光を壁や天井に反射させることで柔らかな明るさを作り出します。

特にリビングや寝室で人気の高いアイテムです。

 

おすすめポイント

1. リラックスしたムードを作り、落ち着いた空間に。

2. 読書や映画鑑賞にも最適で、視覚的な疲れを和らげます。

 

ダウンライトやスポットライト:

モダンな空間に すっきりとしたデザインのダウンライトや、特定のインテリアを引き立てるスポットライトも人気です。

 

おすすめポイント

1. ダウンライトは天井に埋め込むので、部屋全体が広く見えます。

2. スポットライトは、アートや植物など、こだわりのアイテムを照らすのに最適!

 

こんな人におすすめ  「洗練されたモダンな空間を作りたい」「お気に入りのインテリアを目立たせたい」という方におすすめです。

 

 

以上、第3回内装工事雑学講座でした! 次回の第4回もお楽しみに!

第2回内装工事雑学講座

 

 

皆さんこんにちは!
株式会社ワタルテック、更新担当の中西です。

イベント盛り沢山なこの季節、いかがお過ごしでしょうか?

 

さて、本日は第2回内装工事雑学講座!

今回は、内装工事の種類とその特徴 についてです。

 

 

内装工事の種類とその特徴 

内装工事はさまざまな種類があり、それぞれ目的や特徴が異なります。

内装工事の種類を理解することで、ご自宅やオフィスのどの部分をどのように改善できるかが見えてきます。

ここでは、代表的な内装工事の種類について、その特徴やメリット、選び方を詳しく解説します。

 

床の張り替え工事

床の張り替えは、部屋の印象や住み心地を大きく変える工事です。

 

フローリング

木の温もりを感じるフローリングは、見た目にも高級感があり、リビングや寝室に人気です。

メンテナンスが必要な点はデメリットですが、表面に特殊加工が施された耐水性の高いタイプもあります。

 

カーペット

ふんわりとした柔らかな質感で、冬場の寒さも和らげるため、寝室や子ども部屋に適しています。ただし、汚れやすいため定期的な掃除が必要です。

 

タイル・クッションフロア

水回りには滑りにくく掃除がしやすいタイルやクッションフロアが最適です。耐久性が高く、費用もリーズナブルです。

 

壁や天井のクロス張り替え

壁や天井のクロス(壁紙)は、家全体の印象を左右する重要なパーツです。

 

ビニールクロス

最も一般的で、耐久性があり、さまざまなデザインや色が揃っています。

 

紙クロス

自然素材で、部屋を落ち着いた雰囲気にしてくれます。高級感がある分、費用はやや高めです。

 

塗り壁(珪藻土や漆喰)

自然素材を使った塗り壁は、湿度調整や消臭効果もあり、空気をきれいに保ちます。オーガニック志向の方やアレルギー対策としても人気です。

 

収納工事や家具設置

収納は生活を快適に保つために欠かせない要素です。

 

クローゼットの増設

壁面収納やクローゼットを増やすことで、収納力が上がり、部屋を広く使うことができます。

 

オーダーメイドの収納家具

既製品に収まりきらない大きな荷物を収納でき、空間を無駄なく活用できる点がメリットです。

 

以上、第2回内装工事雑学講座でした!

次回の第3回もお楽しみに!

 

第1回内装工事雑学講座

皆さんこんにちは!
株式会社ワタルテック、更新担当の中西です。

 

いよいよ寒くなってきましたが、皆さん元気に過ごされていますか?

風邪をひかないよう、防寒対策を徹底していきましょう!

 

 

さて、本日からシリーズ更新が始まります!

 

株式会社ワタルテック監修!

内装工事雑学講座!

 

 

内装工事に関する豆知識を毎回少しずつお届けしたいと思います。

記念すべき第1回目のテーマは!

 

内装工事の基本的な役割と重要性についてです!

 

 

内装工事とは、建物の内部を快適で美しく、そして機能的に整えるために行う工事のことです。

外装や構造部分に手を加える「外装工事」と異なり、内装工事は主に「見える部分」や「使う部分」の仕上げや改修を行います。

ここでは、内装工事の目的、具体的な作業内容、リフォームやリノベーションとの違いを説明します。

 

 

内装工事の目的は、住まいやオフィスを快適で過ごしやすくすることにあります。

例えば、新築物件では内装仕上げの工事として床や壁の仕上げ、キッチンや洗面台などの設置が行われ、住むための「ベース」を整えます。

一方で、既存の建物では、生活の変化に応じて内装を新しくすることで「より快適な環境」を目指します。

例えば、リビングを広げるための壁の撤去や、収納を増やすためのクローゼット設置などが内装工事で実現できることの一部です。

 

 

 

内装工事でできること
内装工事は非常に多岐にわたります。以下は代表的な作業の一部です。

 

 

床の張り替え

フローリングやカーペット、タイルなどに交換することで、足元の質感や防音効果が変わり、部屋の印象も大きく変わります。

 

 

壁紙の張り替え

壁紙やペンキを使って壁を刷新することで、部屋の雰囲気を一新できます。

 

 

収納の設置や家具の造作

既製品の収納に加え、オーダーメイド家具を設置することで、収納力を高め、部屋をすっきりと整理できます。

 

 

照明の変更

天井や壁面の照明を変えることで、明るさや雰囲気を自在にコントロールできます。

 

 

リフォームとリノベーションとの違い
リフォームとリノベーションは内装工事と密接な関係がありますが、それぞれの違いは工事の規模や目的です。

リフォームは「元の状態に戻す」修繕を指し、壊れた箇所の修理や張り替えなどが含まれます。一方でリノベーションは「新しい価値を加える」ことであり、間取り変更や全体的なデザインの変更が含まれるため、リフォームよりも工事が大規模になることが多いです。

 

 

以上、第1回内装工事雑学講座でした!

次回の第2回もお楽しみに!